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この空を見て仕事をするようになり、はや15年半。上京区の京町家がこれまでの半生を、そしてこれからの人生を変えてくれました。

諦めずにもがいた者に与えられる果実があるとするならば、2008年のある朝、悩みながら会社に向かう前に、ふと気になって立ち寄った喫茶店の雑誌に載っていた町家紹介の不動産屋さんに、店を出てすぐに電話をし、その日中にこの町家と出会えたこと。

もう一つは、それから4年半後に、カフェを作って撤退したりと会社の目的が見えなくなり、だったら分かるまで旅をしようと決めた100カ国訪問の旅の途中、74カ国目のアイルランドの西の端で妻に出会えたことです。

毎日の一つ一つの思いや行動が今を形作っています。さまざまな失敗を経て、創業事業である職人.comだけに集中しようと決意したのは起業からもうすぐ7年という時でした。いつからでも遅くはありません。月並みな表現ですが、「今が人生で一番若い」。その言葉を胸に、誰に何を言われようが気にすることなく、悩むときは気が済むまで悩んで、もがいて、あがいて、自分の人生を歩んでいきましょう。