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こちらは日仏協会(アンスティチュ・フランセ関西)さん主催のル・マルシェというイベントの抽選会で当たったものですが、シードルというものに大変感銘を受けましたので、ここに書かせていただきます。

シードルとは、英語でサイダーと呼ばれ、もともとはラテン語の「果実を発酵させてできた酒」という意味のcicera(シセラ)が語源だそうで、ワインと同じく何と紀元前からの歴史があるそうです。

日本で一般に認知されている、レトロな響きすらあるサイダーとは違いますね。あれは日本なりの解釈を施したもの、つまり和製英語でした。本場のサイダー、シードルは完全にリンゴ酒のことのようです。

炭酸ガスを使わずに、リンゴを自然発酵させて丁寧に作られたシードルは、コクがあり発泡具合も心地よくて、衝撃を受けるおいしさでした。アルコール度数は8%程度です。こちらのシードルを検索したところ1本1500円ほどだったかと思います。

ぜひお取り寄せしていただき、ビールやスパークリングワインなどと同じく、冷蔵庫で一晩以上置いて泡を落ち着かせてからお飲みくださいませ。素敵な一日になること、間違いなしです。