IMG_4583

IMG_4586

IMG_4587

IMG_4590

IMG_4580

IMG_4626

IMG_4627

ガイアナのジョージタウンは、南米でも指折りの治安の悪い街として知られています。

夜寝ていると、外でガッガッガッと音がしたので、そっと窓から見てみると、おそらく自転車を堂々と盗難中でした。上半身裸の大男が自転車にまたがって走り去っていきました。

外を歩いていても、危険だから気を付けるようにと現地人によく忠告されます。

では、どうやってこのような危ない地域を旅したのかというと、相手に隙を見せないということです。必ず人通りが多く、襲われにくい道を歩きます。昼間でもあまり関係ないので、彼らの気持ちになって襲いにくいと感じる行動をします。

ジョージタウンで実際にした行動を書かせていただくと、住宅街を散策中に目の前に道が開けて、遠くに若い男性が2人だけいて、こちら方向に歩いてくるのが見えました。

少し歩いて、用事を思い出したように、人通りの多い道まですぐにUターンして引き返しました。もちろん悪い人ではなかったかもしれませんが、もしもということを常に頭に置いて行動します。絶対に強がりません。ケンカに負けない最良の方法はケンカをしないことです。

常に警戒しておくこと、つまりびびっていることが襲われないポイントです。油断している人ほど襲われます。

少し世界を旅したからと言って、全然余裕だと思って、現地の方々への敬意も忘れて、ふざけた行動をする人こそ襲われます。給料が100分の1の可能性もある彼らから見て、不快な存在にならないことが重要です。

相手の立場に立って行動をすることが自分を守ることになりますし、相手にとっても大変良いことです。

いろいろと書きましたが、ジョージタウンはイギリス統治時代の木造建築が美しい街でした。どの国にもそれぞれの特徴があります。隣の旧オランダ領のスリナムとフランス領ギアナの二つとはまるで違いました。

今度、旅をテーマに初めて講演を依頼されましたので、こういったことも極めて大事だと思い、書かせていただきました。

画像 196

画像 199

画像 197

画像 195

画像 200

ワルシャワは旧市街を戦争で破壊し尽くされましたが、戦後に失われた街並みを「レンガのひび割れ一つまで」忠実に再現し、不屈の精神で蘇らせました。

そのワルシャワ市民の情熱が大変高く評価されたことも手伝い、1980年には例外的な扱いで世界遺産登録を果たしています。

いろいろな旧市街をこれまで歩いてきましたが、市民の誇りそのものであるこの街並みには特に感銘を受けました。美しいのはもちろんのこと、良い空気が流れていました。

ポーランド人の素朴さと優しさも心地よかったです。少し地味なイメージのあるポーランドですが、個人的にはとても素晴らしい国だと思います。

ワルシャワ、そして同じく世界遺産のクラクフも併せて、ぜひポーランドを訪れてみてください。

画像 1524

画像 1526

画像 1528

画像 1530

画像 1531

画像 1532

画像 1539

画像 1548

画像 1549

画像 1559

画像 1569

画像 1579

画像 1586

アルバニアには小国ならではの立ち回りを余儀なくされてきた歴史があります。

ローマ帝国の支配のあと、オスマン帝国の支配が続き、キリスト教からイスラム教への改宗が進みました。

500年間支配者に従ったあと、1912年に独立を宣言するもドタバタは続き、イタリアやドイツの占領を経て、ソ連の支援を受けたパルチザンが政権を取り、自力で復興を試みますが上手くいかず、ソ連の協力を仰ぎます。

共産主義国として歩み出しましたが、ソ連と対立して中国に接近。中国のプロレタリア文化大革命に刺激され、無神国家を宣言し、一切の宗教活動を禁止して鎖国状態になりました。

その後、中国が改革開放に向かうと、今度は中国を批判。幾多の混乱を経て、1991年に鎖国が終わり、市場主義経済の導入を試みました。

しかし、次は何とネズミ講が国全体で流行し、1997年にネズミ講が破綻すると国民の3分の1が全財産を失い、アルバニア経済は破綻して政権は転覆。

現在は「ヨーロッパで最も貧しい国」からの脱却を目指して、EU加盟を目標としています。

と、そんな大変な歴史を経て今に至る国です。しかしながら、旅行者として訪れてみると、驚くほど美しい建物が多い場所でした。手付かずの状態で残っているのでしょう。

また、国民の7割がイスラム教徒であるものの、皆さん盛大にお酒を飲まれているようでした(笑)。ビールも、その場所で作って出している地ビールが1杯80円ほど。とてもおいしかったのを覚えています。

画像 1466

強国に挟まれながら、大変な思いをたくさんしてきた彼らですが、アルバニア人としての誇りを持っていることが、写真を撮ると国旗の「双頭の鷲」を両手で作ることからも分かります。

恥ずかしながらコソヴォで出会ったこの青年たちがアルバニア人であったことにあとで気付きました。底抜けに明るいファンキーボーイたちでした。

歴史を見てみると、人間という生き物の特性が見えてきます。小さく歴史は繰り返しているようです。失敗を経て学びを得ています。ですが、なるべくなら失敗は小さく、学びは多くしていくことを心がけたいものです。

アルバニアは見所の多い素晴らしい国でした。小国にもかかわらず、現在まで国を保っているたくましさには学ぶところが多いです。ぜひ訪れていただき、アルバニア人としゃべって、そのエネルギーに触れてみてください。