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絵葉書のような景色が続く美しい街並み。ヨーロッパらしさを堪能できるこの国はルクセンブルクです。

何と20年以上にわたり、一人当たりGDPが世界一。これほど美しい街並みを保存して、ルクセンブルクらしさを保ちながら、圧倒的に一人当たりの質を向上させることに成功しています。

独自の強みである歴史や風土が培ったものに価値を置きながら、教育や経済システムの変革を基に、大幅な質の向上を実現して文化経済大国になる。まさに日本がこれから向かうべき未来がここにあると思いました。

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ガイアナのジョージタウンは、南米でも指折りの治安の悪い街として知られています。

夜寝ていると、外でガッガッガッと音がしたので、そっと窓から見てみると、おそらく自転車を堂々と盗難中でした。上半身裸の大男が自転車にまたがって走り去っていきました。

外を歩いていても、危険だから気を付けるようにと現地人によく忠告されます。

では、どうやってこのような危ない地域を旅したのかというと、相手に隙を見せないということです。必ず人通りが多く、襲われにくい道を歩きます。昼間でもあまり関係ないので、彼らの気持ちになって襲いにくいと感じる行動をします。

ジョージタウンで実際にした行動を書かせていただくと、住宅街を散策中に目の前に道が開けて、遠くに若い男性が2人だけいて、こちら方向に歩いてくるのが見えました。

少し歩いて、用事を思い出したように、人通りの多い道まですぐにUターンして引き返しました。もちろん悪い人ではなかったかもしれませんが、もしもということを常に頭に置いて行動します。絶対に強がりません。ケンカに負けない最良の方法はケンカをしないことです。

常に警戒しておくこと、つまりびびっていることが襲われないポイントです。油断している人ほど襲われます。

少し世界を旅したからと言って、全然余裕だと思って、現地の方々への敬意も忘れて、ふざけた行動をする人こそ襲われます。給料が100分の1の可能性もある彼らから見て、不快な存在にならないことが重要です。

相手の立場に立って行動をすることが自分を守ることになりますし、相手にとっても大変良いことです。

いろいろと書きましたが、ジョージタウンはイギリス統治時代の木造建築が美しい街でした。どの国にもそれぞれの特徴があります。隣の旧オランダ領のスリナムとフランス領ギアナの二つとはまるで違いました。

今度、旅をテーマに初めて講演を依頼されましたので、こういったことも極めて大事だと思い、書かせていただきました。

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ワルシャワは旧市街を戦争で破壊し尽くされましたが、戦後に失われた街並みを「レンガのひび割れ一つまで」忠実に再現し、不屈の精神で蘇らせました。

そのワルシャワ市民の情熱が大変高く評価されたことも手伝い、1980年には例外的な扱いで世界遺産登録を果たしています。

いろいろな旧市街をこれまで歩いてきましたが、市民の誇りそのものであるこの街並みには特に感銘を受けました。美しいのはもちろんのこと、良い空気が流れていました。

ポーランド人の素朴さと優しさも心地よかったです。少し地味なイメージのあるポーランドですが、個人的にはとても素晴らしい国だと思います。

ワルシャワ、そして同じく世界遺産のクラクフも併せて、ぜひポーランドを訪れてみてください。