いわゆるベタなことは、一度は体験してみる価値があります。






海外旅行で言えば、ローマやパリが特に有名ですが、やはり価値があるので、それだけ有名になったのだと思います。
特にローマの美しい街並みには驚かざるを得ません。街全体が数百年前から変わっていない感じです。
大学の卒業旅行で訪れたときは、「この古代都市のどこに首都機能が働いているんだろう」と思ったほど。
その街の有名な観光名所も訪れる価値があります。たまに全く観光名所に興味がなく、何をするわけでもなくブラブラと過ごす人に出会いますが、(時間の使い方は自由ですが)個人的にはもったいないことだと思います。
確かに欧米人に「日本人は3日で5カ国回るって本当か?」とからかわれるほどせわしなく動き回りすぎるのもどうかと思いますが、限られた時間を最大限に有効活用するのは当然のことです。
『地球の歩き方』などの観光本を書かれている人は、我々よりも遥かに熟知されていて、おすすめされている場所が面白いかどうかは会社の生命線になります。
その方々が強くおすすめする場所には、まず訪れることを検討したほうが良いでしょう。
多くの人が認めている「当たり前」がベタなことです。ベタなことには普遍的な価値が備わっているのではないでしょうか?
「ベタなことをするのは恥ずかしいこと」ではありません。「ベタなことすら経験できていないのは恥ずかしいこと」という見方もできるのではと思い、書かせていただきました。
「京都の中華」の基礎をつくられた鳳舞の高華吉さん。





大正時代に来日した広東省出身の高華吉さんは、京都初の中華料理店「支那料理ハマムラ」の第一号中国人コックとして働いたあと、独立して、飛雲、第一樓、鳳舞という3つのお店を作りました。
高さんの集大成とも言えるのが写真の鳳舞です。残念ながら今では3店とも閉店し、こちらの立派な建物もすでにありません。
しかし、その味を受け継いだお弟子さんが次々と独立し、一字もしくは二字、三字を店名に掲げたお店がいくつも作られました。これらのお店は通称鳳舞系(飛雲系とも)と呼ばれています。
その一つが北大路堀川を北に上がった鳳飛さんです。特に写真のからし鶏が絶品ですので、ぜひご訪問ください。
名著「京都の中華(姜 尚美)」によると、高さんは長年日本に住んでいるにもかかわらず、あまり日本語が上手でなかったようで、良いものは人でも物でも「ハカセ(博士)!」、悪いものは何でも「フリョウ(不良)!」、と呼ぶようなお茶目な方だったそうです。
高さんのDNAは今も京都の中華の基礎として息づき、日々たくさんの人を魅了し続けています。「高さん、ハカセ!」という感謝の言葉をお伝えしたいです。
鳳飛
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京都の中華
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