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大正時代に来日した広東省出身の高華吉さんは、京都初の中華料理店「支那料理ハマムラ」の第一号中国人コックとして働いたあと、独立して、飛雲、第一樓、鳳舞という3つのお店を作りました。

高さんの集大成とも言えるのが写真の鳳舞です。残念ながら今では3店とも閉店し、こちらの立派な建物もすでにありません。

しかし、その味を受け継いだお弟子さんが次々と独立し、一字もしくは二字、三字を店名に掲げたお店がいくつも作られました。これらのお店は通称鳳舞系(飛雲系とも)と呼ばれています。

その一つが北大路堀川を北に上がった鳳飛さんです。特に写真のからし鶏が絶品ですので、ぜひご訪問ください。

名著「京都の中華(姜 尚美)」によると、高さんは長年日本に住んでいるにもかかわらず、あまり日本語が上手でなかったようで、良いものは人でも物でも「ハカセ(博士)!」、悪いものは何でも「フリョウ(不良)!」、と呼ぶようなお茶目な方だったそうです。

高さんのDNAは今も京都の中華の基礎として息づき、日々たくさんの人を魅了し続けています。「高さん、ハカセ!」という感謝の言葉をお伝えしたいです。

鳳飛
https://goo.gl/maps/Gyp9Bwh4poCLZcYt9
京都の中華
https://amzn.to/2VBEtkX

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2013年12月に20日間の新婚旅行に出かけました。選んだ場所は二人とも行ったことがなく、再訪の機会はそうそうないであろう場所。

ニュージーランドは意外と言っては失礼ですが、ご飯もビールも大変おいしい国でした。

というのはイギリスを宗主国としていた国はファーストフードっぽいご飯が多かったからです。それに対し、フランスやスペインが宗主国だった国では、自信を持って凝った料理を提供してくれました。

まずビールですが、さすがはラガーよりも1500年以上歴史が長い、エールを生み出したイギリスの流れを汲んでいるだけあり、一見普通のカフェでも数種類の生ビールタップが並んでいました。

そして世界遺産マウント・クックで食べたこちらのフライドポテトですが、クリームチーズとスイートチリソースが添えられており、衣はサクサク、中はホクホクで、二人とも感嘆しながらあっという間に完食。味の変化を楽しめるので飽きることがありません。特にクリームチーズは絶品です。

推測ですが、ニュージーランドは太平洋の孤島と言っても過言ではないほど、実はオーストラリアからも飛行機で3時間半という遠い場所にあるので、自分たちの暮らしを上質なものにしていこうと常に心がけてきたのではないかと思いました。

その結果がおいしい食事やお酒。人口480万人の国が作るクラフトビールは今や世界的に有名です。国の面積も風土も似ているニュージーランドから日本が学ぶことは多いかもしれません。

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モンゴルはとにかく広い国でした。恐竜や木の化石が普通にあって驚きました。

行ったことのない国に行くのが大好きで年末年始も湾岸諸国に行ってきますが、趣味で行き始めた旅から得たものは実に大きかったです。

特に何かを得るために行き始めた旅ではなく、心の赴くままに120カ国以上を旅しましたが、これ以上に収穫のある経験はありませんでした。

これからも好奇心が導くままにいろいろと訪れてみたいと思います。



無駄の必要性について美輪明宏さんがまとめてくださっていました。